吉方位・吉日のブログ

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方位磁石の昔の中国での使い方

   

方位磁石は世界三大発明の1つと言われます。

方位を見るための道具ですよね。

私たちが住んでいる街では、建物が目印になったりする。

だから、あんまり使う機会は少ないかもしれません。

でも海みたいなところでは大活躍です。

それから、家相や地相を調べるときも大活躍。

やっぱり、一家に1つはあった方がいいですね。

ところでこの方位磁石、もともとは何に利用されるものだったのか。

その歴史は中国にあるようです。

中国と言えば、やっぱりアレに使ったんでしょうか?

方位磁石は南を知るための道具?

方位磁石の歴史は、私の中では大航海のイメージ。

つまり、ヨーロッパのイメージなんです。

でも、その起源は中国?

そんな話があるんですね。

日本にとって、暦や方位の吉凶などは中国の影響がとても強い。

九星気学とか陰陽五行説も中国から入ってきたものですよね。

中国が起源となれば、ちょっと知りたくなります。

磁石の性質と言うと、まずは鉄を引き寄せる性質。

これについては、ヨーロッパでも古くから知られていたみたいです。

でも中国では、鉄を引き寄せることはもちろん、それだけじゃない。

ある方位を指すということにも関心が持たれていたと言います。

昔ですよ。

紀元前1世紀あたりの話です。

中国で重視された方位、それは南でした。

なんか方位磁石って北のイメージが強いんですが、ここでは南です。

中国では南を知るために使っていたのではないかと考えられています。

皇帝は北に背を向けて、南に顔を向ける。

中国にはそんな文化があったんですね。

ある皇帝の話。

宮殿が敵に攻められたとき、皇帝は毅然と振る舞ったという話があります。

その記録を見てみると、そのとき皇帝は磁石を使っています。

そして磁石の指す方位に向かって座ったとされているんです。

正確には磁石ではなく「杓」。

スプーンです。

スプーンと言っても、中国だからレンゲみたいなもの。

それを平らな所に置くと、クルクル回る。

そして、柄の部分がどこかの方向を指すんですね。

このスプーンが磁石になっていて、柄が南を指したんだろうと推測されるのです。

水に浮かべて使う鉄の魚?

中国には水に浮かべて使う鉄の魚があったと言います。

その作り方。

魚を鉄の薄い板で作ります。

これを熱して、固まらないうちに、頭を南、尾を北にして置きます。

魚が冷却するにつれて、磁石の性質を生じます。

そうすると、尾が北、頭が南を指すようになるそうです。

水に浮かべると、自然と魚の頭が南を向くんですね。

「指南魚」というそうです。

鉄の魚が磁気を帯びて、南を向く仕掛け。

これって、方位磁石です。

同じようなもので、ウミガメを木で掘ったものもあるそうです。

絹糸で吊り下げると南を指す。

これも魚と亀の違いはあるものの鉄の魚と同じ原理。

やっぱり方位磁石ですよね。

方位磁石の使い道は?

このような磁石は何に使われていたんでしょうか?

それは、方位磁石から想像される航海とは無縁だったようです。

中国では船と言うと、川なんですね。

川では磁石を使って方位を知る必要性はあまりありません。

でも磁石が方位を指すことを知っていた。

知ってどうするのか?

それは、占いに使っていたんです。

たとえば、風水。

中国では万里の長城なんかがありますよね。

作るとき、やっぱり風水なんかを気にしていたんだと思います。

占い師が、助言するときに、スプーンや魚を使ったのでしょう。

そして、決断へと結び付けていたんでしょう。

意味がわからないけど、毎回同じ方向を指す。

不思議な感じがしたのは間違いありません。

そして、それはマジックでもなんでもない。

自然が教えているものだから、逆らえないような気がしたんだと思います。

また、二十八宿を使った占いでも利用されていたみたいです。

二十八宿の盤の上に、自由に回転するようにスプーンを置く。

すると南を指す。

これを利用した占いが中国の古い時代にあったと言われています。

中国の占いからイタリアの航海へ。

磁石が占いの道具であった中国。

磁石はヨーロッパへ伝わって、13世紀のイタリア。

航海用に利用されたというのが方位磁石の歴史のようです。

そして、大航海時代へとつながります。

余談ですが、中国では磁石を「慈石」とするそうです。

鉄を引きつける様子を、母が子を抱く親子関係に見立てて「慈」と言う字を使うとか。

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