信長、秀吉、家康…暦や方位を気にしたのは誰?
このブログでは、暦や方位について書いています。
なぜそれを書いているのか。
私がちょっと気にしているからです。
歴史上、暦や方位を気にした人物。
歴史に残る人物でも暦や方位を気にする人はいたんですね。
さて、誰でしょう。
もう答えがわかった人もいると思いますが、わからない人のために三択問題にしてみました。
【1】織田信長。
【2】豊臣秀吉。
【3】徳川家康。
この3人は、日本の歴史では超有名人ですよね。
おそらく、知らない人はいないと思います。
さて、誰でしょう。
科学が未発達の時代の方が信用される。
暦や方位というのは、科学的な根拠があるかと言えば、決してそうではありません。
だから、科学が発達すると、暦や方位の人気や信用は低下するでしょう。
ということは、昔であればあるほど、暦や方位を気にしていたんでしょうか。
その可能性は高いかもしれませんね。
逆に、縄文時代とかまでさかのぼってしまうと、文化がまだ未熟過ぎてしまいます。
中国から伝わった文化なので、縄文時代は暦や方位がまだ日本で知られる前です。
平安時代の頃は、特にブームだったみたいなんですよね。
藤原道長という人がいますが、すごく暦を気にしていた人です。
暦は平安貴族に大人気。
科学の発達は日本の歴史ではだいぶ最近の話です。
江戸時代になっても、暦や方位の人気は流行していました。
ということは、上の三択問題。
どうでしょうね。
ヒントを出し過ぎたかもしれませんね。
正解は?ホトトギスの句で検証!
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
この3人にホトトギスの句がありますよね。
3人の違う性格が表されているみたいな話です。
あれにヒントがあるような気がするんですよ。
織田信長のホトトギス。
まず、織田信長。
鳴かぬなら、殺してしまえ、ほととぎす。
「鳴かぬなら」。
よく考えると、そこには、鳴かせたいという気持ちが入っていると思われます。
自分の思い通りにならない、ホトトギス。
これは、ホトトギスだけじゃないですよね。
思い通りにならないことは、生きていればたくさんあります。
そのときにどうしますか?ってことです。
たとえば、自分は今月、旅行に行きたい。
でも、暦と方位を調べたら、今月、行きたい方位には凶神がいる。
来月なら、大丈夫みたい。
そんな状況。
織田信長、どうする?
信長は、ホトトギスを殺してしまうんです。
だから、暦の本も破り捨ててしまうんでしょう。
きっと、燃やしてしまう。
そういうタイプ。
本がなくなってしまうから、次の旅行からは吉方位も吉日もわかりません。
そもそも、最初から暦の本なんか持っていないかもしれません。
私の経験上では、逆に都合の良いことが書いてあったら、すごく喜びそう。
まず織田信長を選んだ方は残念ですが不正解です。
豊臣秀吉のホトトギス。
次の豊臣秀吉は?
鳴かぬなら、鳴かせてみせよう、ほととぎす。
これも暦に例えると。
どんな手を使ってでも、今月の旅行を吉にするということですね。
強引。
暦の出版元に電話。
すぐに来いと言います。
そして、暦の本を書き直させるんでしょうね。
なんなら、今年のスケジュール全部渡すから、これに合わせて作れという発想。
業者は大変です。
暦の本に間違いがあったと公表して、全部回収ですよ。
そして、新しい本に交換。
新しい本では、けっこう内容が変わっている。
秀吉が指示したことなど一般市民は知りません。
本の信用もなくなってしまうかもしれませんね。
企業の存続も危うくなってしまうでしょう。
もし、うまくいっても、毎年これじゃ、困ります。
来年からは、事前にスケジュールをもらって、それから本を作ります。
残念ながら豊臣秀吉も不正解です。
徳川家康のホトトギス。
最後の徳川家康。
鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ほととぎす。
もし、今月がダメなら、来月でもいいですよ。
来月もダメなら、来年でも、全然OK。
ずーっと待ってくれそうですね。
暦がダメと言うなら、方位が良くないなら、待ちましょう。
暦や方位を気にしている人。
徳川家康が正解でした!
実際に江戸幕府では、江戸城の鬼門や裏鬼門を気にしていたりします。
それから陰陽師を要職につかせていたという話もあります。
私たちも、暦や方位を気にするなら、徳川家康を目指さなければいけません。
徳川家康は、勝ち組か負け組かと言えば、間違いなく勝ち組ですからね。
しかも大成功しています。
それなら、織田信長だって、豊臣秀吉だって、成功した人。
でも、織田信長は49歳。
豊臣秀吉は62歳。
徳川家康は75歳。
一番長生きしたのは、徳川家康なんです。
暦や方位を気にした方がいいような気がするでしょ?
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