2019年の天恩日はいつ？連続する吉日は曜日を意識すると意外な使い道も？

天恩日という吉日を知っていますか？

吉日と言えば、大安が有名ですよね。

その他にも、一粒万倍日とか、天赦日といった日があるんですよね。

天恩日は、七箇の善日の１つ。

天が万物を憐れみ、下界へ恩恵を降ろしてくれる日。

だそうです。

百事に吉ですから、何をやるにも良い日ですね。

ただし、凶事に用いてはならないとか。

この天恩日には、ある特徴が見られます。

独特な天恩日の特徴と、2019年の天恩日はいつなのかを見てみましょう！

天恩日の特徴は、続くことなんです。

連続すること。

例えば、大安だったら、それは六曜というもの。

だから、だいたい６日に１回で巡ってくるんですね。

順番を繰り返すんです。

それから、一粒万倍日は、基本的には干支で決まる。

干支は12種類ありますから、何日も連続とはなりません。

でも、一粒万倍日は月に２つの十二支が指定されています。

なので、卯と辰のように連続することはあります。

大安もたまたま月の変わり目で、並ぶこともあります。

一方、天赦日なんかは、年に５～６回なので、そもそも連続することはあり得ません。

では、天恩日はどうかと言うと・・・

なんと、5日も連続します。

たまたまではなく。

必ず5日連続でやってくるのが天恩日なんですよね。

天恩日は干支の組み合わせで決まっていて、60種類の干支の中の15種類。

つまり、60日の中に15日。

そして、それは5日連続が3セットということになります。

そうなると、4分の1が天恩日となるわけですよね。

一年が365日ですから、その4分の1は、だいたい90日ぐらいは天恩日です。

けっこう多くないですか？

実際に、2019年の天恩日がどのくらいあるか。

90日あります！

けっこう多くて、しかも連続する。

これが天恩日の特徴なんですよ。

それでは、2019年の天恩日を見てみましょう。

どれも5日連続になるので、「～」の表示で行きますね。

1月12日（土）
　～1月16日（水）

1月27日（日）
　～1月31日（木）

2月11日（月）
　～2月15日（金）

3月13日（水）
　～3月17日（日）

3月28日（木）
　～4月1日（月）

4月12日（金）
　～4月16日（火）

5月12日（日）
　～5月16日（木）

5月27日（月）
　～5月31日（金）

6月11日（火）
　～6月15日（土）

7月11日（木）
　～7月15日（月）

7月26日（金）
　～7月30日（火）

8月10日（土）
　～8月14日（水）

9月9日（月）
　～9月13日（金）

9月24日（火）
　～9月28日（土）

10月9日（水）
　～10月13日（日）

11月8日（金）
　～11月12日（火）

11月23日（土）
　～11月27日（水）

12月8日（日）
　～12月12日（木）

全部で18セットありましたね。

5日間×18セットで、90日ですね。

一年のうち、約4分の1は天恩日なんです。

他の吉日と違って、5日連続ですからね。

それなりの使いみちを考えないといけませんね。

例えば、月曜日から金曜日までが天恩日になっている場合。

2月11日（月）
　～2月15日（金）

5月27日（月）
　～5月31日（金）

9月9日（月）
　～9月13日（金）

これは5日がすべて平日（月曜～金曜）に当たります。

だから、仕事で頑張る？

5月や9月は、4泊5日のキャンプがいいでしょう。

あとは、土日が含まれるタイプもありますよね。

1月12日（土）
　～1月16日（水）

3月13日（水）
　～3月17日（日）

3月28日（木）
　～4月1日（月）

4月12日（金）
　～4月16日（火）

7月11日（木）
　～7月15日（月）

7月26日（金）
　～7月30日（火）

8月10日（土）
　～8月14日（水）

10月9日（水）
　～10月13日（日）

11月8日（金）
　～11月12日（火）

11月23日（土）
　～11月27日（水）

こういうのは旅行におすすめですよね。

4泊5日で。

合宿もいいですね！！

何の合宿かわかりませんけど。

天恩日だけだと90日もありますけど、その日には他の暦注も重なるのが普通です。

歴注とは吉や凶を表す情報のことです。

例えば、天赦日と重なる日。

1月27日（日）

11月23日（土）

天赦日はとても良い日と言えますので、プラス天恩日でさらに良い日ですね。

大安と重なる日は、16日あります。

• 1月29日（火）
• 2月15日（金）
• 3月16日（土）
• 3月28日（木）
• 4月13日（土）
• 5月12日（日）
• 5月30日（木）
• 6月15日（土）
• 7月14日（日）
• 7月26日（金）
• 8月11日（日）
• 9月26日（木）
• 10月13日（日）
• 11月10日（日）
• 11月27日（水）
• 12月9日（月）

ちなみに一粒万倍日と重なる日は16日ありましたよ。

こういう日は吉日なのでラッキーと考えましょう！

暦の本を見てみるとわかることがあります。

暦の本にはその日にどんな吉があるのかが書かれています。

実は天恩日は、そんなに書かれていないんです。

天恩日は下段というところに書かれるもののはず。

でも、暦注はいろいろ重なるので、優先的に書かれるものは決まっています。

例えば、受死日とか、十死日みたいな大凶日。

これは無視できません。

同じに天恩日が重なっても、省略されてしまいます。

天恩日だけど、「天恩日」と書かれない日。

ですから、暦の本に5日連続で天恩日と書かれることはまずないんですね。

暦には、こういうややこしいところがあるんですが、天恩日は吉日です。

しかも連続する特徴があるので、使い方次第ではうまく活用できるのではないでしょうか。