結婚前の顔合わせ～結納はやった方がいい。

結婚の約束をし、お互いの気持ちも確かめ合ったら忘れてはいけない大切な事があります。両家の顔合わせや結納です。結納といっても、最近では、仲人をたてて正式な結納をする人は、少なくなってきているようですね。

結婚前に両家の顔合わせ。

堅苦しいことはあまり…という人でも、顔合わせはした方ががいいです。自分たちは好き同士かもしれませんが、親からすれば、赤の他人だった人と親戚になるわけですからね。将来、子どもが生まれたりしたら、すごくお世話になることもあるはずです。これから先、長い付き合いになるわけですし、なにより大事な娘や息子が結婚するわけですから、子どもの相手がどんな家庭で育ったのか、結婚前に知るのは大切なことです。

私は、顔合わせと略式結納をしました。顔合わせはお互いの家の中間くらいの距離にある料亭で行い、結納は女性側の実家で行いました。結納は後日、別で行うことに決めていたので、顔合わせでは、少し緊張感を漂わせながらも次第に打ち解け、楽しい食事会となりました。

食事が終わった後、即解散では味気ないと思い、仲良くなるきっかけになればとカラオケを予約しておきました。料亭で食事をしたわけですから、その余韻を台無しにしないように、カラオケショップ選びにも手を抜きませんでした。カラオケは、両家の親たちが好きなら、打ち解けて盛り上がるので、お勧めですが、苦手ならばやめておきましょう。結納や顔合わせの仕方は、地域によっても違うので、相手方ともよく相談してみてください。また略式結納にする場合は、何をやって何を省略するのか、よく話し合っておく必要があります。

顔合わせで親孝行！

顔合わせの後のカラオケはたしかに成功でしたが、食事だけでも良かった気もします。それだけでも、十分打ち解けて、顔合わせの目的はちゃんと果たせていたと思うからです。でも、食事会で話が弾まなかったら、変な空気になってしまったらと思うと、心配で…。それでカラオケもセットにしてしまったんですね。

顔合わせのお店は事前に下見もしたし、駅からの最短ルートも確認したし。なんか変に力が入っちゃったんです。それもそのはず、私たち２人がプロデュースして親４人を接待するんです。こんなこと初めて。逆に「顔合わせ」っていう名目がなかったら、恥ずかしいような気もします。それに、贅沢だって親に怒られるかもしれません。結婚は親も喜んでくれることだし、めでたいことだから、怒られることはありません。結婚する相手を紹介するだけでも、結局は親孝行。さらにプラスでおもてなしできるので、いい親孝行になったなって思っています。たとえ、顔合わせが盛り上がらなくても、おもてなしの気持ちが伝われば成功なんだと思います。ぜひ、２人でいろいろ企画してみると、いいと思います。成功しすぎると、次に待っている結婚式のハードルが高くなってしまうかもしれませんが…。

結納の場合は、その後に皆で食事をするわけですが、緊張の糸が切れてお酒を飲み過ぎないように気を付けましょう。とにかく、結婚ほど、大きな親孝行はありません。今まで育ててきてもらった感謝を込めて、結婚という名の親孝行は必ずしなければいけない気がします。