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土合駅は日本一深い、やさしい駅だと知りました

地下の観光スポットもいろいろあります。 今回は駅を取り上げたいと思います。群馬県にある「土合駅(どあいえき)」です。

日本一のモグラ駅!

土合駅が何と呼ばれているか知っていますか?日本一のモグラ駅。 駅にも「ようこそ日本一のモグラ駅へ」とう看板があります。 公式のキャッチフレーズなんですね。

長~い階段!

新潟方面へ向かう下りホーム。そこはトンネルの中。改札を抜けると、ホームまで10分以上もかかります。 なんと階段が486段!最初にちょっとした階段を下ります。すると、絶景スポットが待っています。 そこから始まる462段のなが~い階段が一直線に伸びています。 この直線の美しさ。まさに絶景です。天上は丸みを帯びている。 この階段は異次元へと続くのではないかという錯覚。薄暗い雰囲気は地下ならではのムードを作り出しています。

土合駅は乗客にやさしい駅?

そして、土合駅はとっても乗客にやさしい駅なんですね。 客にこんな長い階段を上り下りさせるなんて、どこがやさしいの? そう思われるかもしれませんが、階段の端の方を見てください。 きっと、土合駅のやさしさに気づかれるでしょう。 数字が書いてあります。下から上った時、現在、何段目にいるかが一発でわかります。 さらにやさしさは続きます。260段あたり。誰もが助けられます。 横の手すりの足元をごらんなさい。そこにはベンチのようなもの。 これは上って来た人が、人休みできる休憩用のベンチです。 地下のホームに到着すると、そこはとても静かな世界。 途中のベンチに座った人には、それほど疲れもなく、心地よい静寂。 この駅のホームは、1日に数本しか電車が来ません。 せっかく遠くから足を運んだのに、なんか人が多くてガヤガヤ。 それでガッカリ。そんなこともありません。 本数を少なくしているところもやさしさかもしれません。

長い階段がいやじゃない?

それでは階段を上ってみましょう。階段の端の方に数字があります。 これは今何段目かを表しているのです。これ、さっきも書きましたね。 地上に向かって伸びる階段もまた絶景です。普段、階段を前にした私たちはどう思うでしょう。

「いやだな」

「のぼりたくないな」

そう思うでしょ?

「できることなら、ほかの方法でいきたいな」

階段上るのは疲れるし、いやですよね。 電車から降りたのではなく、観光に行って、階段を降りてきた人ならなおさらです。 途中のベンチに腰を下ろして休憩したとしてもです。 ところが、この階段。見上げると、出口があるのかないのかすらわからない階段。 それなのに不思議。いやな感じがしないと言います。 なぜでしょう?きっと地下の深くに自分がいる。 そういう無意識の感覚があって、地上の明るい方に希望を抱く。 人間の本能ではないかと思うんですね。いろんな意味で深い駅です。

居心地の良いホーム。

土合駅のホームは私には心地よい場所です。 なぜなら、私はまぶしいところがちょっと苦手なんです。 光に弱い生き物なんです。 だから、天気に恵まれて楽しかった旅行の写真。 そのはずが、目はなんか眠たそう。 私と同じような生き物の方がいらっしゃいましたら、土合駅はおすすめです。

土合駅の外観も素敵!

上り切ったら、土合駅の外観もぜひご堪能。三角屋根が目印です。 目印がなくても、今出てきたんだから、すぐわかるかもしれませんね。 色もきれいだし、1枚ぐらいは写真を撮りたくなるところです。 それは、陰と陽の世界。

さらにやさしい土合駅。

やさしい土合駅では、当然のことながら階段に手すりがあります。 私は潔癖症なので、さわりません。最後のやさしさは、無人駅だということ。 駅員さんがいたら、ゆっくり見学というのも気がひけます。 気を使わずに楽しんでいってくださいね。そんな、いるはずのない駅員さんの声が聞こえてくるようです。 だから260段目のベンチをいろんな座り方で試してみたりもできる。 トンネルの音の反響を、声を出して試してみたりもできる。

でも、迷惑になることはやめてくださいね。 やさしさにちょっと甘えるという範囲でお願いします。 そんな土合駅に行ったら、きっと地下観光の魅力に取りつかれること間違いなしです。

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