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GoogleMapが表示できなくなったため、「旅行は吉方位へ」のサイトは利用できなくなってしまいました。
新しいサイトとして「吉方位旅行カレンダー」を新たに作りましたので、そちらをご利用いただければ幸いです。
このサイトをご利用いただいていた皆様には、お礼とお詫びを申し上げます。長い間、本当にありがとうございました。
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テーマ:温泉
箱根と言えば温泉。日本有数の温泉地です。 温泉の中では宿泊利用者数が日本一と言われています。
でも箱根に温泉だけしかなかったら、そんなに人を惹きつけません。 箱根は温泉だけじゃないんですよね。 美術館もあります。 芦ノ湖もあります。 千石原とか大涌谷とか。 それぞれが魅力のある観光スポットとなっているんです。 だから、箱根に行けば、いろんな楽しみ方ができるってことですね。
温泉だけとっても、1つではありません。 湯本をはじめとして「箱根七湯」と呼ばれる温泉街。 古くから利用されてきた温泉が点在しています。 さらに昭和になってから、強羅温泉などが加わり「箱根十七湯」へ。 温泉だけでもこんなに豊富なんです。
温泉もいいですが、私が注目したいのは、箱根登山鉄道。 箱根と言うと「天下の剣」。 険しい山であって、難所でもあったところです。 江戸時代には、関所が置かれたところでもあります。 関所では、江戸屋敷に住むことを義務付けられた大名の妻や娘が逃げ出すのを監視。 厳しい検問が行われていたそうです。 険しい山道を越えて、逃げようとしたら、検問で引っ掛かるなんて…。 数々の悲しいドラマがあったんだろうなって思います。 この険しい山に鉄道を作ったんです。 それが箱根登山鉄道です。
鉄道の歴史は、1872年に東海道線の新橋~横浜間が開通します。 それが国府津まで延ばされます。 ところが、その先、海岸線を通るルートは北に向かいます。 それにより、小田原、箱根は東海道線から外れてしましました。
当時、箱根はすでに有名な温泉地です。 交通の便のせいで、お客さんが減ってしまっては困ります。 そして鉄道を作ります。
国府津~湯本間の馬車鉄道。
これが12.9キロありました。 個人的には馬車鉄道、乗ってみたいですね。 でも馬車鉄道はすぐに姿を消してしまいます。 十年ちょっとの人生でした。 馬車鉄道は電気鉄道へ。 今になって考えると、エコだし、原発の問題も関係ないし、復活を願いたいです。 馬車はもうおとぎ話の中の乗り物になっちゃいましたよね。
その後、鉄道は全国的に延伸されていきます。 箱根でも延伸。 それは湯本~強羅間。 その区間が、ものすごい急こう配。 そこで、必要とされたのが、アプト式です。 碓氷鉄道で使われたものですね。 このコラムでも書いたことがあります。 でも最終的にはスイスのベルーナ線のやり方を参考にします。 それが粘着式。これに変更されたんです。 そして1919年に開通しました。
その後、小田急線が入ってきます。 まずは新宿~小田原間。 さらに新宿~箱根湯本間を作ろうとします。 そこにはすでに箱根登山鉄道があります。 小田急線は箱根登山鉄道への乗り入れを検討。
ところが、小田急線と箱根登山鉄道ではレールの幅が違いました。 簡単にはいきません。 そこで、箱根登山鉄道のレールの内側に1本レールを追加。 これで乗り入れが実現しました。 最終的には、登山線は湯本~強羅間のみとなっています。
都心からもアクセスが良く、人気のある箱根。 鉄道からもっと視野を広げて交通の観点で見ると、また多彩です。 箱根登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェー、観光船、バス。 これらを使って箱根をめぐるコースがあるそうです。 ゴールデンコースと言うそうです。
箱根では温泉だけでなく、交通機関も楽しんでみてくださいね。
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旅行は、いろんな種類というか、ジャンルというか、カテゴリーがあります。たとえば、自然に親しむ旅行、温泉を楽しむ旅行、歴史スポットをめぐる旅行など。
テーマ:その他
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