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このサイトをご利用いただいていた皆様には、お礼とお詫びを申し上げます。長い間、本当にありがとうございました。
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テーマ:歴史
旅行のテーマとして、赤レンガを巡る旅もおすすめ。 全国各地の赤レンガをめぐる旅。
いろいろ行ってみて、全国の赤レンガスポットを制覇する。夢がありますよね。 制覇したつもりでも、きっと知らなかった赤レンガが見つかったりする。 あそこに赤レンガがあるらしいという情報。そしたら、そこにも行ってみる。 旅行のテーマは、別に赤レンガじゃなくてもいいんですけどね。 テーマは何でもいい。 でも多すぎると、すべて行くのは難しいし。 かと言って、少なすぎてもすぐに終わっちゃうし、達成感がない。 ちょうどいいテーマを探すのは大変かもしれません。 けど楽しいものでもあります。
赤レンガはおすすめなんですね。 全国各地にあるってのがいい。 どうせ行くなら、旅行なんだし、いろんなところに行きたいですよね。 狭い範囲に密集しているようなら、ちょっとつまらないかも。 その土地に詳しくなりたいとか、骨をうずめる覚悟があるならいいですけど。
赤レンガがなんでおすすめなのか。 それは観光スポットの魅力となリ得る条件が、良くあてはまるからなんです。 ここで4つ取り上げてみますね。
まず、観光スポットは美しいものがなければいけません。 見た目が大事ですよね。どうせ写真も撮るんだし。 赤レンガはその点ではクリアーですね。レンガの色が良く映えます。 写真に撮ってもバッチリ!
歴史が感じられることも観光スポットの魅力の1つ。 やっぱり、昨日できたような建築にいい味は出せませんよ。 歴史があるってことは、過去にそこで働いたり、生活していた人がいるってこと。 その人がどんな感情を抱いて、ここに存在したのか。 歴史のあるスポットでは、それを想像できるんですね。 この点も赤レンガはクリアーです。 赤レンガなんか、日本の近代化の象徴ともいえる存在なんです。 一番熱い時代を見て来た赤レンガは、私たちにいろんなことを教えてくれるでしょう。
さらに観光スポットとは、いろんな見方ができるものです。 いろんな顔を持っていると言えるかもしれません。 それがあると、マニアックな見方につながるんですね。 「この観点で見ると、こことあそこはこう違っていて…」みたいなことです。 赤レンガはこれもクリアー。 赤いレンガを見ただけ、それで満足して帰る人はいないでしょう。 そこにはいろんな興味深いことが隠れています。 そこを掘り出さなくてはもったいない。 たとえば、造られた時代、技術の違い、積み方の違い、目地の違い、肌触りなどなど。 こういうのを意識するともっと楽しい旅になりますよね。
もう1つだけ。 観光スポットの魅力に欠かせないのが哀愁です。 楽しい、おもしろい、それだけでは、観光スポットの魅力は半減。 哀愁をまとってなければ物足りないのです。 東京ディズニーランドだって楽しいだけではありません。 夜空の花火や駅までの帰り道には哀愁があります。 観覧車も終わり掛けの頃の哀愁があります。 これが必要です。 赤レンガの哀愁とは何か。 赤レンガの存在自体が哀愁を帯びています。 実は、建築として赤レンガの建物がもてはやされたのは短い期間だけなんです。 鉄筋コンクリートに取って代わられた存在。 それでも残っている赤レンガの建物があります。 そこには取り残されたような哀愁が漂っているんです。
さて、赤レンガには魅力がありましたね。 ここに実証されましたね。 今度はあなたの目で、本当に楽しいものなのか、確認してください。 全国の赤レンガがその訪れを待っていることでしょう。 次に赤レンガの歴史や今も建物が残るスポットを書きます。 赤レンガの魅力が伝わればいいんですが。 ちなみに私は赤レンガ協会の会員とか、そんなんじゃありませんよ。 本当に良いものをすすめているのです。
レンガと言うと、古くは古代文明の頃までさかのぼるんですね。 思っていたより古くないですか? でも、脚光をあびるのは、1600年代。 その理由は2つ。 耐火性に優れているレンガに対する評価。 そして、この時代に石炭が使われようになったこと。 石炭によって、レンガは大量に作ることができるようになりました。 そして、赤レンガが普及していきます。
ここまでは海外の話。日本では幕末の頃に入ってきます。 そして、官営の建物や工場の建築に使われたんです。 だから、赤レンガは日本の近代化、文明開化のシンボルなんです。 赤レンガの絶頂期。ところが長続きしません。 関東大震災では、耐震性の弱さが浮き彫りにされてしまいます。 そして、鉄筋コンクリートの普及。 赤レンガは姿を消していきました。 でも全部なくなったわけではありません。 残っている建物があるわけです。 しかも全国各地にあるのです。
赤レンガはおしゃれなイメージがありますよね。 私だけでしょうか? そんなことありません。 おしゃれな街と言ったらどこでしょう? 銀座に決まってます。 かつては東京の銀座も赤レンガの街だったそうです。 ガス燈と赤レンガの美しい街。 残念ながら、今は赤レンガのイメージはありませんね。
銀座だけでなく、全国的にも同じ流れがあったんです。 その中でも残った赤レンガをちょっとだけ紹介します。 本当はけっこうあるんですが、ここではちょっとだけ。 有名な観光地になっているところばかりです。
北海道は気候の厳しい地域。 そのため、赤レンガが奨励されていた時期もあったくらいです。 まずは、明治に作られた北海道旧本庁舎が有名です。 それから、札幌ビール園。 赤レンガだけでなく、ビールやジンギスカンも楽しめるスポット。 小樽にも赤レンガが生きています。 ガス燈と倉庫群がきれいなスポットです。 北海道に行ったら、この3つは押さえてくださいね。
関東に移ります。 何と言っても世界遺産の富岡製糸場です。 明治の産業遺産としての迫力はレンガの雰囲気なくしては語れません。 そして群馬県の碓氷第三橋梁。 迫力もさることながら、自然と調和した見事な赤レンガが魅力。
それから、東京駅。 どんなに都会のど真ん中にあっても、ほかの建物の色には染まりません。 そして古くなっても復元されようとする。 やっぱり、いつまでも東京駅は赤レンガを装ってなくちゃいけません。
新橋あたり。 サラリーマンに人気の高架下のあたりも赤レンガが残っていますね。 東京では慶応大学や立教大学にも赤レンガはあります。
横浜には赤レンガ倉庫があります。 みなとみらいにあって、観光客で賑わうスポット。 ショッピングやお食事も楽しめますね。
もちろん、関西にもたくさんあるわけですが、キリがないので。 ちょっと長崎まで飛びます。 行くのが大変かもしれませんが、無人島にある赤レンガの教会。 旧野首教会。 この教会は、かつての島民が食事を切り詰めて貯めたお金で建てられたそうです。 今は無人島にひっそりとたたずんでいます。 建物の中には美しいステンドグラスもあるそうです。 教会に赤レンガが使われているところ、ほかにもいろいろありますよ。
赤レンガをめぐる旅。 私も行ってみたくなってきました。 どうせ行くなら、何を見るのか、ちゃんと決めた方がいいですよね。 なぜ、ここの赤レンガは残されたのかとか。 技術やレンガの違いを見比べるのもいいかもしれません。
そんな違いが見極められるようになったら、赤レンガ博士の誕生です。 憧れの赤レンガ博士に向けて、旅を始めてみてはいかがでしょうか。
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私のおすすめは何かテーマを持って各地をめぐる旅行です。まだテーマを決めていない方におすすめしたいスポットがあります。碓氷第三橋梁という橋です。
テーマ:橋
橋をテーマにした旅行なら絶対に外せない橋があります。山口県の岩国市にある「錦帯橋」です。日本の有名な橋と言えば、真っ先に思いつくのが錦帯橋で間違いありません。
テーマ:橋
旅行は、いろんな種類というか、ジャンルというか、カテゴリーがあります。たとえば、自然に親しむ旅行、温泉を楽しむ旅行、歴史スポットをめぐる旅行など。
テーマ:その他