2026年(令和8年)の大将軍の方位は東。三年塞がりで今年まで東！

2026年の大将軍の方位は真東の方位です。

2025年、2026年、2027年はずっと真東です。

大将軍は「三年塞がり」と言われ、3年間は同じ方位にあって動きません。

大将軍の方位は凶方位ですから、旅行や引っ越しはよくありません。

家を建てたり、リフォームしたり、土を動かすこともよくないとされます。

これだけ知ってもらえればもうこのページの役割は終えたと言ってもいいでしょう。

もう少し詳しく知りたい人のために、つづきを書きます。

大将軍とは何なのかと言いますと、方位の神様のことです。

方位の神様は大将軍だけではなくたくさんあります。

そして、方位の神様は吉神と凶神に分けられます。

大将軍は凶神です。

方位の神様は、どこかの方位にあります。

吉神も凶神もどこかの方位あり、それにより吉方位や凶方位が決まります。

吉方位は旅行や引っ越しによい方位、凶方位はよくない方位です。

方位の神様で有名なのは歳徳神という吉神です。

2026年、歳徳神という吉神が南東に近い南（丙の方位）にあります。

この方位は「恵方」と言われ、大吉方位とされます。

そして、2026年のうちは、歳徳神の方位は変わりません。

大将軍も方位の神様ですから、どこかの方位にあるわけですね。

2026年に大将軍は東にあります。その中でも真東の方位です。

普通、方位の神様は、1年間は同じ方位にあり、次の年になると移動します。

2027年になると、歳徳神という神様は北西に近い北（壬の方位）に移動します。

それにより、恵方という吉方位も変わるということです。

ところが、大将軍はそうではありません。

上にも書いたように、3年間は同じ方位にあるのです。2025年～2027年は真東から動きません。

大将軍は八将神の１つとされます。

八将神の2026年の方位は次のようになります。

• 太歳神：午（真南）
• 大将軍：卯（真東）
• 太陰神：辰（南東の東寄り）
• 歳刑神：午（真南）
• 歳破神：子（真北）
• 歳殺神：丑（北東の北寄り）
• 黄幡神：戌（北西の西寄り）
• 豹尾神：辰（南東の東寄り）

それぞれ特徴があります。

たとえば、太歳神は取り壊しなどに凶、歳刑神は土を動かすことに凶。

こんな感じです。

太歳神は基本的には吉神とも言えます。その方位へ向かって何をするのかにもよります。

引っ越しや旅行では、大将軍を気にしておけばよいと思います。

2026年の大将軍が真東にあることはわかりました。

真東の方位に何をするのがよくないのか。

まずは引っ越しは避けるべきです。

それから旅行です。

引っ越しも旅行も移動ですよね。真東の方位への移動はよくないということです。

海外旅行だと真東には気をつけるべき場所があります。

たとえば、東京からだと、ハワイが真東の方位となります。

関西方面から関東方面へ引っ越しする場合なども注意が必要です。

家に関することにも注意が必要です。

「普請」と言いますが、家を建てることも凶と考えるべきでしょう。

家を建てたり、リフォームしたりするのも大将軍の方位はよくないとされます。

それから土を動かす行為もよくありません。

「動土」と言ったりしますが、新築の家を建てる時も基礎工事をしますしね。

穴を掘ったり、土を動かすこともよくありません。

気になるのはこれでしょう。

方位というのは目に見えないものです。凶方位と言われても何があるのかわかりません。

それだけに余計に怖くなるのです。

大将軍の方位に旅行したり、引っ越ししたりするのはよくない。

では何が起こるというのでしょうか。

いろいろと言われています。

一番おそろしいのは、「死」でしょう。家主が死ぬ。

病気やケガ。

さすがにこんなことを言われると怖くなりますよね。

ただ、そう言われることがあるというだけです。そこは勘違いしないでほしいんです。

つまり、実際のところはわかりません。

大将軍の方位へ行ったら何が起こるのかは誰にもわからないのです。

これ以上の答えも、これ以下の答えもありません。

よく考えればそうですよね。

もし死んだとしてもです。

それが大将軍の方位に引っ越したからなのか、どうやって特定できるでしょうか。

ケガをしたとしても、それは大将軍が原因だと断言できますか？

できるはずがありません。誰にもできないのです。

何かよくないことが起こるかもしれませんが、その事と方位との因果関係はわからない。

これが正しいのです。

わからないのですから、わからないことにおびえても仕方がない。

方位というのは目に見えないから、よくわからないから、恐ろしいものになります。

だから避けるべきとも言えるんですよね。

実は、これが方位の本質と言えます。

何があるのか、誰にもわからないことを想像しても、全く意味がありません。

勝手に想像して、恐れる必要などありません。

避けておいた方が安心、これだけが正解なんですね。

さっき見たように、方位の神様は大将軍ではありません。

興味のある人はこういう本をぜひ見てみるとよいと思います。

令和8年神宮館高島暦

ただ、旅行や引っ越しに限定するなら、限られます。

たとえば、旅行や引っ越しで気をつけたい神様には金神という神様がいます。

金神は大将軍と違って、いくつかの方位にあるので注意が必要です。

大将軍の特徴は「三年塞がり」であることです。

3年間も同じ方位にあって動かないことを特徴としています。

2025年からずっと真東の「卯」の方位が大将軍の方位、2027年までです。

ハワイへの旅行は2028年以降まで待つのがよいということです。

ちなみに、2028年から2030年の3年間は南にあります。

大将軍はなかなか動かないので長期的な計画が必要となります。

ぜひ引っ越しやリフォーム、旅行などの計画にぜひ活用してください。

真東の方位へ引っ越したいのであれば、2028年まで待てば大将軍の方位ではなくなります。

逆に真南の方位へ引っ越したい場合は、2028年になると、それから3年間はよくない時期が続きます。

真南への引っ越しは2027年までか、または2031年まで待ってからということになります。

ただ、凶方位は他にもありますからね。

南への引っ越しは、2026年、2027年は五黄殺や暗剣殺という凶方位でよくありません。

ここまであまり厳密に書いてこなかったことを書きます。

大将軍の方位の広さは重要です。

2026年は真東が大将軍の方位です。これは何度も書いているので覚えましたね。

さて、その真東とはどこなのか。これが重要なんです。

簡単に東と思わないことです。正確には東ではなく「卯」の方位なんです。

方位の神様のほとんどは、その方位を十二支で表します。

十二支は知っていますよね。

• 子
• 丑
• 寅
• 卯
• 辰
• 巳
• 午
• 未
• 申
• 酉
• 戌
• 亥

もちろん大将軍の方位も十二支で表します。

2026年の大将軍の方位は「東」ではありません。十二支の中に「東」はありません。

2026年の大将軍の方位は「卯」の方位となります。

卯は「う」です。十二支の4番目です。

十二支で方位を表す時、「卯」は「東」になります。

ただ、十二支で方位を表すということは、12に分けた１つ分です。

つまり、「子」が北、「卯」が東、「午」が南、「申」が西です。

「子」と「卯」の間には、「丑」と「寅」があります。

このように言葉で書くとわかりにくいので、図で見ておきましょう。

360度を12方位に分けていることがわかりますよね。

普段、私たちが方位を表すとき、8方位に分けるのが普通です。

北、北東、東、南東、南、南西、西、北西の8方位です。

ですが、大将軍の方位を表すなら上の図のような12方位で表すべきです。

「卯」の方位の範囲は、360度を12で割るのですから、30度です。

360°　÷　12　＝　30°

ちょうど真東の方向があって、そこから北東側に15度、北西側に15度の広さです。

この範囲を「卯」と考え、2026年の大将軍の方位とします。

こうです。

このような見方以外に24方位で見る場合もあります。

24方位に分けると、１つの方位が15°ずつになります。

360°　÷　24　＝　15°

「子」の方位も15度になりますから、大将軍の方位はもっとせまい範囲となります。

24方位を表すならこうなります。

「卯」の方位を探してみてください。だいぶ狭くなりますよね。

こういう見方でも間違いではありませんが、私はやっぱり30度がいいような気がしています。

なぜなら、大将軍は十二支を基準としているからです。

たとえば、関西から関東へ転勤になった場合、真東の「卯」への引っ越しとなる可能性があります。

となると、大将軍の方位への引っ越しとなります。

では、そんなとき、とうするべきでしょうか。

まず考えるべきことは、避けられないかということです。

避けるというのは、時期を変えることです。2028年以降まで待つことです。

または、引っ越し先を変えることです。凶方位ではない方位に変更します。

これができない時に検討すべきなのが日を選ぶことです。

大将軍の「遊行」というのを利用することになります。

「遊行」とは遊びに行くことです。

大将軍が本来の「卯」の方位を離れて、他の方位に行くのです。

そうすると、「卯」の方位は大将軍が離れるので、問題ない方位になるということです。

ですが、どうしても避けられない場合の方法と考えるべきです。

本当は、時期を変えるか、方位を変えるかを考えるべきですので、その点は誤解しないでください。

2026年の大将軍の遊行の時期を見ておきましょう。

いつからいつまで、どの方位に行っているのかも大事です。

• 1月17日（土）～18日（日）に中央
• 5月5日（火）～6日（水）に南
• 7月1日（水）～5日（日）に南
• 9月23日（水）～27日（日）に西
• 12月4日（金）～8日（火）に北

だいたい1回の遊行は5日ぐらいですが、短いときもあるので注意が必要です。

上に書いた遊行の日を数えてみてください。

大将軍が遊行で東を離れるのは、2026年中に19日しかありません。

これだけでも少ないのですが、19日すべてが問題ないわけではありません。

19日の中には他の凶神が東に来る日があるからです。

特に2026年は、真東の「卯」の方位に金神という凶神もあります。

金神もやはり引っ越しや旅行では避けたい凶神です。

金神も遊行の日でなければいけないわけです。

• 7月1日（水）～2日（木）
• 9月23日（水）～27日（日）
• 12月7日（月）～8日（火）

これらの期間は天一神や金神といった凶神が東にあるのでよくありません。

それに九星の凶方位もありますよね。

たとえば、2026年の場合、三碧木星の人や八白土星の人は東が凶方位です。

3月、7月、12月の東は、すべての人にとってよく東が凶方位となる時期です。

このような方位の見方は次の記事を参考にしてください。

いずれにしても、一番いいのは、2028年まで待つことです。

2028年まで待てば、大将軍の問題はなくなります。

2026年に真東の方位へ引っ越ししなければいけない場合は、日を選ぶことを検討します。

遊行の日については、次のような見方もあります。

神社で出している暦などでは、大将軍の遊行日を多くしていることがあります。

これは日の干支を見るとわかります。

それぞれ5日間はほかの方位が凶方位になるので注意です。

凶方位に行くとき、「方違え」という方法があります。

詳しくはほかの記事に書いていますので、そちらをご覧ください。

大将軍はあまり動きませんが、吉日カレンダーの毎日のページには天一神や金神の方位と一緒に掲載しています。

ぜひご覧ください。

方位に関するご相談は、下記のページよりお願い致します。

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