Ranking 2020
2020年 結婚・入籍日ランキング
2020年は東京オリンピックの年ですね。そんな記念の年に結婚すれば、きっと忘れることもないでしょう。
では、2020年の中で入籍日はいつにしますか?婚姻届を出す日です。一年の中に入籍日に人気の日がいくつかあります。
11月22日の「いい夫婦の日」、7月7日の七夕の日、3月3日のひな祭りの日。1月1日の元日も意外と人気。 それから、結婚する二人のどちらかの誕生日にする場合もありますよね。
いつ結婚するかで結婚記念日が決まります。これから毎年お祝いをする日なります。一生の中でもかなり重要な日になることは間違いありません。
もし、入籍日をいつにしたらいいのか迷っているなら、暦を参考にするといいと思います。 暦には縁起のいい吉日、縁起のよくない凶日があります。つまり、縁起のいい日を入籍日に選ぶのも1つの方法です。
ということで、入籍日にふさわしい縁起のいい日を選んでランキングしたいと思います。
大安の日だけが結婚の吉日ではない
少なくとも結婚式を予定している人は知っているはずです。「大安」の日は縁起がよいと言われますね。
ですが、大安だけが縁起のいい日ではありません。 もっとたくさん縁起のいい日はいろいろあるんです。
そして、逆に縁起の悪い日もあるということも知っておいて損はありません。実は一日の中には、いろんな吉や凶が重なっています。
大安はもちろん吉ですが、その日に凶が重なっているかもしれません。とにかく、暦の吉や凶はいろいろとあります。 つまり、大安ばかりに気を取られていると間違った日を選ぶかもしれません。
そして、婚姻届を出してしまえば変更することもできない。 となれば、入籍する前に、その日にはどんな吉や凶があるのかを確認しておくといいわけですね。
ここでは2020年に結婚する人のための入籍日ランキングを発表します!
暦の見方もいろいろです。ここではどちらかというと、凶を避けることを念頭に置いています。 ここでの見方はあくまで1つの見方であって、参考としてご覧ください。
2020年の入籍日!おすすめランキング!
それではさっそく、1位から順番に見ていきましょう!
第1位 6月20日(土)
2020年の中で、私が最もよいと思う日は6月20日の土曜日です。では、この日はどんな日なのかを見ていきますね。
2020年の6月20日は、大安の日ではありません。大安は縁起のいい日ではありますが、それは六曜といって6種類ある中の1つなのです。 つまり、六曜という暦の吉や凶を表すものの中では最も縁起がいい日です。
ただ、六曜以外にもいろいろな吉や凶を表すものがあるのですから、大安だけを見て入籍日を決めるのは、だいぶ暦の中では見ていない部分が多いことになります。
この日の六曜は友引です。友引は決して悪くはないのです。六曜の中では2番目と考えていいでしょう。ただし、お昼の時間帯はよくないと言われます。
それ以外では、天赦日という吉があります。天赦日はかなり貴重な吉日です。2020年では7日しかないぐらい、とても少ない日なのです。ちなみに大安は年間で50日以上あります。
天が赦(ゆる)す日という意味です。天が万物を養い、罪を赦す日。一年の中でも極上の吉日と言われるような日です。
そして、もう1つ有名な吉日が重なります。それが一粒万倍日という日。お金が増えるようなイメージがあって商売などにも良い日。この日は何かを始めるにはよいと言われています。一粒が万倍に膨らむような意味があります。
さらに一粒万倍日はほかの吉と重なると、その吉が倍になる日とする見方もあります。天赦日は極上の吉日でしたらから、それがさらに倍となります。ものすごくいい日になりますね。
天赦日と一粒万倍日が重なっただけでも、かなり縁起のいい日だということはわかったと思います。
ですが、さすがに2020年で最も入籍日にふさわしいだけあって、それだけではありません。十二直というのに注目してください。
六曜は6種類ですが、十二直のはその倍の12種類あります。毎日変わります。その中に「建」という日があって、この日が最も縁起がいいとされます。この6月20日の十二直は「建」なんです。これを見てもいい日ということ。
それから神吉日という吉もあります。これは神社への参拝などにいい日です。もし、結婚式を行うなら、神前式や教会式でも神様が関係してきますからね。いい日だと思います。
最後に凶についても触れておきます。6月20日はこのようにたくさんの吉がありますが、それだけではありません。凶が1つもないわけではありません。往亡日という凶の日でもあります。これは結婚によいとは言えません。
それでも、天赦日と一粒万倍日が重なっていて、十二直も「建」でしたよね。凶が多いわけでもありませんから、いい日だと判断できます。凶が何もない日というのは本当に少ないし、その日に吉がたくさんあるわけでもありません。
ですから、2020年で最も入籍日ふさわしいのは6月20日だと思えるんですね。
第2位 5月24日(日)
第2位は、5月24日の日曜日です。この日は大安の日です。大安は縁起がいい日の代表ですから、2019年に令和に改元された5月1日も大安の日でした。皇太子様の結婚などにも大安の日が選ばれています。
さらに1位の6月20日にもあった、一粒万倍日と重なる日です。一粒万倍日は2020年では、56日あります。大安は61日。
この2つが重なる日は、10日しかないんです。かなり貴重な日だと言えますよね。366分の10ですから。
そして、この5月24日は、ほかにも吉があります。 母倉日というのが吉。母が子を育てるように天が人間を慈しむ日とされます。結婚にももちろん吉日とされます。
天恩日もあります。これは天から恩恵があるとされる日ですから、もちろんいい日です。それに神吉日もあるので、結婚式にもいいですよね。
十二直は「開」という日で、開通するので吉日。それに対して、この日は凶が特にない日なんですよね。こっちも重要です。
なので1位にしてもいいぐらい、入籍日にはふさわしい、とてもよい日なのです。
第3位 9月2日(水)
第3位は、9月2日の水曜日です。1位や2位と違って、この日は平日です。結婚式で友人などを集めるのは難しいですが、結婚式場が混んでいることはないでしょうね。
この日は1位の6月20日と同じで、天赦日です。貴重な日で大吉の日でしたよね。ただ、注意してほしいのは、天赦日だからいい日というわけではありません。
ほかにも吉があるとか、ほかに大凶のようなものがないからこそいい日と言えるわけです。
実はこの9月2日は、そんな天赦日ではあるものの、ほかに大安とか一粒万倍日が重なっているわけではありません。なぜ良い日なのかと言えば、凶がないからなんです。
十二直は「建」で縁起のいい日。それに神吉日でもあります。吉はこれぐらいです。それでもいい日なのは凶がないからですね。
六曜は先負ですから、午後は吉とされます。婚姻届を出すなら午後がよいのではないでしょうか。
第4位 1月22日(水)
第4位は、1月22日の水曜日です。この日も天赦日で、さらに一粒万倍日と重なっています。二つの大吉が重なっているような日ですよね。
ほかには天が恩恵を下す天恩日があって、甲子という吉もあります。甲子は干支(えと)をもとにしています。干支は60種類あるのですが、その一番目が「甲子(きのえね)」なんです。それで縁起が良い日。
では、どうしてこんなにいい日が4位になってしまうのかと言うと、凶が少し多めだからなんです。
十二直の「閉」は「閉じる」「止まる」といった意味があり、結婚には良い日ではありません。
あとは、帰忌日という凶もあります。これは出掛けることによくない日で、結婚にも凶とされています。
また、土用という期間でもあります。1月18日~2月3日は土用という期間です。この期間の結婚はよくないと言う人もいますが、これは季節の変わり目であって、あまり結婚で意識する必要はないかと私は思います。
この日は暦の吉や凶とは別の意味でもよかいもしれません。22日というのは「夫婦」と読めるからです。
4月22日は「よい夫婦の日」、11月22日は「いい夫婦の日」。 1月22日もなんかくっつければ語呂合わせの意味でも、結婚によい日になるかもしれませんよね。
第5位 4月27日(月)
第5位は、4月27日の月曜日です。平日ですが、ゴールデンウィークの手前ですから、連休を使って新婚旅行に行く人はいいかもしれませんね。
この日も1位と2位の日と同じで一粒万倍日です。そして、六曜は友引です。十二直が「成」という日で、これは成就する意味があって吉日です。
毎日、吉や凶が変わるものとして、六曜、十二直のほかに二十八宿というのもあります。この日の二十八宿は「畢」で、これも結婚に吉となります。あとは神吉日でもあります。
土用の期間ではありますが、この日も凶が少なくて、とてもいい日だと思われます。
第6位 2月5日(水)
第6位は、2月5日の水曜日です。なんか不思議と水曜日が多くなってきました。
この日も天赦日という大吉の日です。それから十二直が「建」ですから吉ですよね。二十八宿の「参」も結婚に吉の日なんです。
ただ、六曜が「赤口」という日に当たっています。六曜の中だと、仏滅は凶だと知っている人は多いと思いますが、この赤口も凶なんですね。特に祝い事にはよくない日とされます。
赤口はよくないのですが、それでも凶と言えるのはこれぐらいです。だから、全体的に見ればいい日だと思えるんですね。
もう1つ救いなのは、赤口という日は、朝と夕が凶だけど、昼は少しよいとも言われていること。ですから、2月5日に婚姻届を出すなら、昼頃がいいのでしょう。
第7位 8月7日(金)
第7位は、8月7日の金曜日です。お仕事をしている人にとってはお盆休みに入るかどうか微妙なタイミングですね。入籍して、二人で実家に帰るならむしろいいかもしれません。
この日は六曜が大安の吉日です。十二直が「開」、二十八宿が「牛」と、毎日変わるこの3つの指標では吉がそろっています。
それ以外には吉が豊富なんですね。大明日は天と地が開通して、太陽が隅々まで照らす日。天恩日は天からの恩恵がある日。月徳日は、その月の徳がある日で吉です。神吉日でもあります。
凶も天火日という日があるのですが、それよりもかなり吉が多くなりますね、だから、天赦日とか一粒万倍日ではなくても、こういういい日があるんですよね。
第8位 8月13日(木)
8位は、8月13日です。7位からかなり近い日になってしまいますが、8月に結婚しようとしている人は、2日もいい日があるから、どちらかでは入籍できそうですね。特に、遠距離で暮らしていて、忙しい人などは、夏休みの時期でよいかもしれません。
この日は大安と一粒万倍日が重なる日です。どちらかだけでもあれば良い日と言えますが、2つ重なるからさらに良い日と言えます。
十二直の「定」は物事が定まって決定するような意味があり、結婚にもいい日です。神吉日の吉もあります。
十方暮の凶はあります。これは10日間続く凶の期間を表していて、十方は天と地と八方のことで、天の気と地の気が敵対するような意味があります。
凶はそのぐらいですから、大安と一粒万倍日も重なるで、かなり良い日と言えるでしょう。
第9位 7月29日(水)
9位は、7月29日の水曜日です。また水曜日で、また夏の時期ですよね。この日は土用の期間ですが、一粒万倍日の吉日です。幸せが膨らむ日。
六曜は友引で、十二直は「満」です。「満」は万物が満たされる意味で吉とされます。あとは太陽が隅々まで照らす大明日と、神仏祈願によい神吉日があります。
血忌日という凶があり、土用の期間ではありますが、あまり結婚に関係のない凶だと考えられます。ですので、凶が少ないという意味でも良い日だと思います。
第10位 2月10日(月)
10位は、2月10日の月曜日です。2月と言えば、バレンタインデーが入籍日としては人気ですが、暦の吉や凶で見るなら、バレンタインデーよりも少し前の2月10日がいいようです。
六曜は大安で、十二直は「執」という日。この日は「執行」や「執り行う」の意味があり結婚には良い日です。さらに二十八宿の「張」も結婚に吉。
凶は往亡日という日ですが、それぐらいですし、逆に天の恩恵がある天恩日の吉がある日です。この日も凶が少なくていい日ですよね。
この前日の2月9日は日曜日で、翌日の2月11日は建国記念の日の祝日でお休みです。ちょうど休みに挟まれた日でもありますから、休みが取りやすいとか、都合がよいという人もいるのではないでしょうか。
実は、第10位にどの日を入れるかはけっこく迷いました。
8月1日(土)や12月7日(月)もいい日です。ほかにも各月にいい日はあるんです。ここに書いた10日以外にも良い日はあって、それらを別のページでまとめていますので、ぜひご覧ください。
2020年の入籍日にいい日だけを集めました縁起のいい日に入籍するのは、お守りのようなものです。いい日を選んでおく価値はきっとあると思います。
ただ、神経質になる過ぎると、悩んでしまう人がいるのも事実です。暦の吉や凶を少しでも意識して、なるべくいい日を選んだならそれでいいと思います。
お二人の幸せを心からお祈りしております!