Ranking 2024
2024年 結婚・入籍日ランキング
お二人が結婚する日はどのように選びますか?
結婚する日というのは、入籍する日、婚姻届を提出する日です。お二人の記念日、どちらかの誕生日、元日、七夕の日、ひな祭りの日など、選び方はいろいろです。
その中に縁起のいい日を選ぶという方法もあります。暦を見て日を選ぶ方法です。
これまでは結婚と言えば、大安の日がよく選ばれてきました。ですが、最近は天赦日、一粒万倍日といった日を選ぶ人も多くなっています。
芸能人やスポーツ選手などの結婚がニュースになることもありますが、天赦日を選んだというケースも多く見られるようになりました。
このように暦を見てみると、大安、一粒万倍日、天赦日のようないい日が見つかるのですが、このサイトで提供するのは、もっとくわしい情報です。
暦には吉日だけでなく凶日があります。縁起のいい日が吉日、縁起の良くない日が凶日です。もちろん入籍日には縁起のいい吉日がいいですよね。
2024年の366日の中から入籍日にふさわしい日を10日だけランキングでご紹介します。
2024年の入籍日!おすすめランキング!
それではさっそく、1位から順番に見ていきましょう!
第1位 5月15日(水)
2024年の入籍にいい日ランキングの第1位は、5月15日の水曜日です。この日の一体何がいいのかを説明しますね。
この日は大安という日です。知っている人も多いと思いますが、大安の日は縁起のいい日の代表とも言える存在です。
たとえば、皇族の方が結婚するときにも大安の日が選ばれてきましたし、元号が令和に変わるときにも大安の日が選ばれています。
なぜ大安が有名なのかと言えば、いろんなカレンダーにも載っているからです。実は暦には様々な吉や凶があるのですが、現代において最も有名なのが六曜です。
六曜は6種類あります。先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6つです。6つの中で最もよいとされるのが大安です。
だいたいはこの順番で1日ずつ繰り返されますので、大安の日は6日に1回ぐらいやってきます。そして、5月15日がちょうど、大安の日にあたっているということです。
でも、大安の日が6日に1回ぐらいあるなら、大安の日は1年の中にかなりたくさんあるはずです。どうして、5月15日が入籍日ランキングの第1位になるのでしょうか。
吉や凶はいろいろあります。六曜だけでなく、吉もいろいろあって、凶もいろいろあります。ですから、大安だけで決まるものではありません。
5月15日には、この記事の最初に書いた一粒万倍日という吉もあります。一粒万倍日は、一粒が万倍に膨らんで稲穂になるという日ですから、何かを始める日としてよい日です。増えるというイメージからお金に関することにも吉になります。
結婚でも一粒万倍日は将来に向かって今の幸せが大きくなっていくような日ですから、入籍日にもいい日と言えます。
ほかにも吉になるものがあります。十二直というのもあります。六曜では6種類でしたが、十二直は12種類あって、毎日繰り返されます。 この日の十二直は「開」です。十二直の「開」も「開通する」ような意味があり、あらゆることに吉となります。
二十八宿というのもあります。5月15日は「壁」です。二十八宿の「壁」も結婚に良い日です。
まだ吉はあります。天恩日という日でもあり、これは5日連続する吉日です。天からの恩恵があるとされる吉日です。
母倉日の吉もあり、これは季節による吉日です。天が万物を育成するような吉日です。
大明日は太陽の光がすみずみまで照らすという意味の吉日、神様や仏様の祈願に吉とされる神吉日の吉もあります。
これぐらい吉がそろうことはなかなかありません。ですから、5月15日はいい日だと言えるのです。ですが、実はもっと大事な事があります。5月15日には凶がないということです。
正確には凶が何もないということはありませんが、少なくとも結婚に影響があるような凶はありません。
大安の日だからいい日と安易に考えずに、凶がないかどうかも見ておくと安心です。そこまで見た上で、5月15日は2024年で一番入籍日に向いていると言えます。
第2位 1月1日(月)
第2位は、1月1日の月曜日です。平日ではなく元日で、祝日ですね。
お正月は役所が休みだから、婚姻届を提出することはできないと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。実際に有名人でも元日の日に入籍している人はけっこうたくさんいます。
2024年の1月1日は何がいいのか。
まず、第1位の時に着目した六曜ですが、1月1日は赤口です。大安ではありません。赤口は凶ですからあまりよくありません。
ですが、その代わりに天赦日の日なのです。天赦日は暦の中でも最上の吉日とされます。最強開運日などと言われることも最近は多くなりました。
また、天赦日は1年の中でも数日しかないのが特徴でもあります。2024年では7日しかないのです。しかもそれが元日の日にあたるんですよね。こんなおめでたいお正月の元日はなかなかありませんよ。
それだけじゃありません。1月1日は一粒万倍日でもあります。結婚にも適している一粒万倍日、何かを始めるのにいい日でしたよね。
十二直の「建」も吉日ですし、二十八宿の「畢」も吉です。あとは天が恩恵を与える天恩日が重なっています。
また、暦では毎日、干支(えと)というのがあります。10種類の十干と12種類の十二支の組み合わせが干支です。この日は「甲子(きのえね)」という干支です。甲子は60種類ある干支の中で1番目で、縁起がいい日とされます。
そして、この日もやはり凶が少ない日です。たしかに赤口は凶ではあるのですが、これだけ吉がならんでいながら、凶は赤口だけというのが、とてもよい日となる理由です。赤口の日はお昼ごろは吉とされますから、婚姻届を提出するならお昼ごろがいいでしょう。
元日だと結婚記念日としても、忘れることはないでしょうか、その点でもおすすめの日です。
第3位 8月12日(月)
第3位は8月12日の月曜日です。この日も平日ではなく、山の日の振替休日となる日です。
この日は第2位の1月1日と同じで、天赦日です。とても縁起のいい日と言えます。そして、十二直の「建」も吉日、二十八宿の「畢」も吉日。このあたりは1月1日によく似ています。
この日は一粒万倍日ではありません。六曜も大安ではなく、先負ですが、凶がないと言える日です。先負というのは午後は吉ですから、午後に婚姻届を提出するといいと思います。
第4位 4月6日(土)
第4位は4月6日の土曜日です。土日がいいという人にとってはおすすめの日です。この日は六曜が大安ですから吉日ですし、さらに一粒万倍日の吉も重なっています。
十二直の「成」は成就する意味があるので、結婚にもいい日とされます。そして、二十八宿の「氐」も結婚にはいい日となります。あとは神吉日でもあります。
「庚子(かのえね)」という干支も組み合わせが相生と言われ、よい組み合わせです。この点もこの日のよい点です。
凶はまったくないわけではなく、帰忌日という日です。どちらかと言うと、旅行の凶と言えますが、結婚でも凶と言われることはあります。
それでも、凶が少なくて、大安と一粒万倍日が重なる日なのですから、だいぶいい日と言って間違いありません。吉と同じように凶もたくさんあります。凶が1つもない日はなかなかありません。1つぐらいはあってもいいと考えた方がいいと思います。
第5位 11月2日(土)
第5位は11月2日の土曜日です。ちょうど翌日が文化の日の祝日、翌々日が振替休日で、三連休になる人も多いと思います。
11月2日は六曜が大安で、一粒万倍日も重なります。十二直の「成」は成就する日で吉日、母倉日、大明日、神吉日といった吉がいくつか重なっています。
この日は三隣亡という日でもあります。三隣亡は建築によくない日ですので、家を建てるときに気にするような凶です。結婚では特に気にしなくていい日です。
あとは土用や犯土といった期間でもあります。これは土に関することは凶となります。結婚は土に関することではありませんから、これらも気にしなくて大丈夫です。
そうしますと、この日はだいぶいい日ということになります。
第6位 9月1日(水)
第6位は、9月1日の水曜日です。
この日は大安の日で、十二直の「成」も成就する日で吉日です。二十八宿の「虚」も特に問題なく、母倉日、天恩日、天徳合日といった吉日が重なります。
凶は血忌日というのがありますが、結婚においては気にする必要はありません。ですから、大安の日であって凶の少ない縁起のいい日と言えます。
日曜日なので結婚式や披露宴にもいいと思います。
第7位 5月30日(木)
第7位は、5月30日の木曜日です。
この日は天赦日の大吉日にあたります。十二直の「除」はあまりよくないのですが、二十八宿の「角」は結婚にも吉となる日です。
吉も凶も少ない日で、干支の「甲午(きのえうま)」は相生でよい組み合わせです。
第8位 3月9日(土)
第8位は、3月9日の土曜日です。この日は六曜が大安の日です。十二直の「執」は執行が促される吉日となり、二十八宿の「氐」も結婚によい日です。
ほかにも大明日、天徳日、神吉日の吉も重なり、干支の組み合わせも「壬申(みずのえさる)」で相生のよい組み合わせです。
犯土という時期ですが、結婚では気にしなくていいです。土曜日なので、仕事で忙しい方も婚姻届を提出するなら良い日ではないでしょうか。
第9位 1月28日(日)
第9位は、1月28日の日曜日です。
この日は大安の日です。そして一粒万倍日でもあります。十二直の「満」も二十八宿の「昴」もいい日です。
十方暮という凶があります。これは干支の組み合わせがよくない日が続く時期のことです。1月21日~30日の10日間が十方暮の期間となります。
ですが凶と言えるのはそれぐらいですので、他の日に比べるとかなりよい日と言えます。
第10位 3月15日(金)
第10位は3月15日の金曜日です。寒さが和らいで、少し春らしくなってくるような時期でしょうか。
この日は、天赦日と一粒万倍日が重なる日です。どちらもすでに書きましたが、結婚に向いている吉日と言えますね。
六曜は先勝ですから午前は吉となります。午後はよくないので、婚姻届を提出するなら午前がいいでしょう。
二十八宿の「牛」もいい日ですが、十二直の「閉」はあまりよくありません。「閉止する」ような意味があるので、入籍日としてもよいとは言えないでしょう。
7月29日(月)はいい日?
1位から10位まで紹介しましたが、もう1つ特別な気になる日を紹介します。7月29日です。
ここまで紹介した日でよく出てきた吉を意味する日がありましたよね。大安、一粒万倍日、天赦日です。こういう日は吉日ですから良い日となります。
なんと7月29日は、2024年で唯一、大安と一粒万倍日と天赦日が重なる日です。このページをここまで読んできた人なら、7月29日がとてもいい日だというのはわかるはずです。
おそらく、実際に7月29日に入籍する人はかなり多くいると思われます。
ですが、私はこの入籍日ランキングで10位までに入れていませんでした。なぜこれほどまでに縁起のいい日が1位にならないのか。それは凶があるからなんです。凶もいくつもある日なのです。
たとえば、十二直の「閉」や二十八宿の「心」は結婚によくないとされます。そして、特に気になるのが受死日という凶です。受死日は凶というよりも大凶です。
天赦日は暦で最もよい日と言われますが、逆に最もよくない日が受死日です。暦の基本は凶を避けることですから、私は受死日であることの方が気になるわけです。そこで入籍は避けた方がいいように思います。
ですから、1位から10位までの日に受死日になるような日は1日もありません。受死日だけでなく、結婚に大きな影響がありそうな凶がある日は1日もありません。
ただ、7月29日はめずらしいほどの日であることは事実です。吉を優先するのであれば、7月29日を1位にしてもいいのです。
つまり、暦は吉や凶がいろいろあって、どのような見方をするかによって答えも1つではありません。正解があるわけではないということです。
ですから、ここで書いたランキングも私の見方がだいぶ含まれます。私の見方というのは、なるべく凶を避けるという見方ですね。その分、安心して入籍できる日を選んだということになります。
幸せなことなので悩みすぎないように!
結婚する日は人生でもかなりの幸せな日の1つです。入籍日も神経質になり過ぎると、悩んでしまうかもしれませんが、結婚すればどんな日であっても幸せな日になります。
大事なのは、こうして一度は吉や凶を意識してみることです。暦の吉や凶を少しでも意識して、なるべくいい日を選んだならそれでいいと思います。
お二人の幸せを心からお祈りしております!