星を頼りにしていた昔の暦
2015/01/02
普段あまり気にしないけど、たまに星空を見上げると癒されますよね。
これから、寒くなるにつれて、ますます星は輝きます。
星座占いはみんな知っていると思いますが、星は暦や占いとも縁の深いものなんですよね。
今回は少しだけ、星と暦の関係に触れます。
それは大昔の話です。
アンタレスは季節を告げる星。
たくさんある星の中でも暦の歴史において重要なのがさそり座のアンタレスという星です。
この星は日没後に現れるんですが、その場所は時期によって変わります。
大昔は狩りによって生活していて、その頃はつまり1日単位の生活。
でもその後、農業をするようになって、年単位の生活へと変わっていきます。
農業にとって季節は何より重要ですもんね。
それと同時に星が季節を知る重要な情報源として意識され始めます。
昔の中国では、このアンタレスという星が日没後に東の地平線上に現れる頃を意識します。
この時期は今の4月頃だそうで、種まきをする時期が来たという合図になっていたんですね。
そしてこのとき、つまりアンタレスが東に現れる時期を正月としていたそうです。
これは「大火暦」という暦の一種ですが、1つの星をメインとしてカレンダーが構成されていたわけです。
そして、この星がどこに見えるかによってその時期にあった仕事をしていたんですね。
冬至や二十四節季へ。
でも、だんだん時代とともに星の位置と季節感がずれてきます。
やがて南の方に見えるときに種まきをするようになったりして、農作業の目印としてはあまりあてにならなくなりました。
現代では閏年を入れたりして季節とのずれを調整したりするわけですが、暦自体がそこまで発展していなかったということですね。
さらに農業が発達するにつれて、もっと正確に季節を知ることが重要になります。
そして、目印は冬至へと変わっていきました。そして二十四節季へとつながっていきます。
昔は文字で伝えることもできないから、どこにいても見える星を頼りに生活していたんですね。
星をあまり見上げない現代人からすると、ちょっとおしゃれな感じもします。
昔の自然を利用した暦には他の方法もあって、月の満ち欠けを利用したものや日時計と言って棒の影の長さで季節を測ったりして、今よりずっと空を見上げることが多かったんでしょうね。
暦の進化。
農作業の発展とともに進化したカレンダー。
今では暦をもとに祝日を作って、みんなでイベントをしたり、バレンタインデーやクリスマスでも盛り上がったり、生まれた日は「生年月日」として、すごく重要な情報になっていたり、毎日の日記を書いてみたり、すごく発展して応用されています。
暦とか時間はあるのが当たり前過ぎて、普段気にしないけど、おかげで世の中うまくまわっているみたい。
でも、これさえなければ期限とか意識しなくてすむのかぁ。
遅刻というのもない。
延滞料もない、滞納もない。
のんびりできる。
いいかも。
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