2018年を振り返るとどんな年になったと言えますか？

2018年は、あなたにとって、どんな年でしたか？

人それぞれにいろいろあったと思います。

ちょうど1年前に2018年はどんな年になるかという記事を書きました。

2018年の干支は戊戌（つちのえいぬ）。

だから、「変化の年になる」と書いたんですね。

植物に例えると、枝や葉が生い茂って、日が当たらない状態。

だから、思い切って枝を切る。

そしたら、成長できるという年。

というようなことを書きました。

それは過去のしきたりや慣習を変えていくような動きなんですね。

そんな動きができたでしょうか。

勇気や思い切りがないと、なかなかできることではありませんよね。

この記事を書いているのが9月です。

まだ2018年も残っています。

まだという人は、勇気を振り絞って、トライしてみてください。

変化するべき時に変化する、そこに意味があるのでしょう。

さて。

ここでは、世の中全体の2018年の動きを見て行こうと思います。

どんなことがあったのか、戊戌の年を振り返ってみましょう。

たしかにこれまでの習慣が変わっていくようなことが起こってる気がするんですよね。

気のせいかもしれないんですけど。

2018年の前半によくテレビでやっていたのが財務省の話でした。

決裁文書を改ざんしていたことがわかりました。

そして、佐川氏の証人喚問がありましたよね。

それで森友問題が解決したのかどうかは、よくわからないんですけどね。

最近はほとんど聞かないので、解決したんでしょうか。

とにかく、公的な文書が財務省の中で勝手に書き換えられていた。

これだけは、はっきりとわかりました。

エリート集団の財務省がやらかしたというわけです。

でも、それって今回だけだったのでしょうか。

森友問題がやばいとなって、どうなってもいいやという具合でやったのか。

バレないことを願いつつ、とんでもないことをやったのか。

私はそうではないと思うんです。

財務省の中で都合が悪い場合は、改ざんすることが当たり前になっていたような気がしませんか。

法律的にダメなのは知っているけど、やってもOKみたいな雰囲気。

そういうのって、意外とどこにでもありますよね。

最近話題の飲酒運転もそうですし。

まさに、これが、葉が茂り過ぎて、太陽が当たらない状態。

腐っていくわけですよね。

このことが表に出て、財務省が変わっていく。

さすがに変わらないわけにはいかなくなりましたもんね。

戊戌の年の変化と言えますね。

財務省と言えば、福田財務次官の更迭もありました。

セクハラ疑惑で財務省のトップが更迭。

なんか2018年って、パワハラとかセクハラが目立った年でしたよね。

スポーツ界でのパワハラが多かった気がします。

まず、アメフトの悪質タックル。

日大アメフト部の危険なプレーについて、監督の指示があったのかどうか。

選手と監督やコーチの主張が食い違っていました。

これも昨日、今日始まった話じゃないでしょうね。

日本ボクシング連盟もパワハラで、山根会長が辞任しました。

長年、おかしな組織になっていたようです。

体操でもありましたし。

女子レスリングでもありました。

そして、上の人が辞任するという流れになる。

その結果、女子レスリングはアジア大会で「金メダルなし」になったとも言われます。

でも、いいんですよね。

普通ではない状態が、いつからか普通になってしまっていたんですから。

それが変わるきっかけが見られたわけです。

やがていい方向に行くための変化。

それが戊戌の年の変化です。

東京医大の不正入試というのもありましたよね。

それから、大阪府警富田林署の留置場に勾留されていた容疑者が逃走した事件。

ちょっと普通に考えると、信じられない話。

刑務所の面会って、すごく厳重にしているもんだと思うわけです。

あり得ないように思えることが、起こるんですよね。

なにか事件があるとわかることなんですね。

でも、何も起こらなければ、そのまま。

習慣が積み重なって起こったこと。

これを機に変わってほしいですよね。

変わらなきゃいけないですよね。

サッカーの日本代表の活躍は、2018年の象徴だったと思います。

大会直前に監督を交代したんですよ。

ハリルホジッチ監督から西野監督に。

一時はどうなるかと言われたんですが、結果的にはよかったんですね。

変えてよかった・・・

結果を見て、みんなそうなりました。

サッカー協会の大きな決断でした。

あのタイミングで監督を変える勇気。

交代ができていなかったら、結果は変わっていたのではないでしょうか。

私の記事に合わせると、2018年になってからの交代なのでよかった。

2017年に監督を交代していたら、うまくいかなかった。

…となるわけです。

日本は負けてしまいましたが、感動させてもらいました！

優勝したのはフランス。

フランスは若い選手が中心だったみたいです。

ほかにも今大会は若い選手で作られたチームが活躍したという話もありました。

これも「変化」の象徴かもしれませんね。

戊戌とは五行で言う「土」が重なる年。

土とは季節の変わり目を意味するのです。

ベテラン選手の持つ「経験」を思い切って捨てるという選択です。

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長が会談。

両国の首脳が会談するのははじめてだったそうです。

ここ何年か気になっていたミサイル実験がちょっと遠のきました。

ちょっと前までは、お互いにボロクソ言ってたのに。

これまでの対アメリカの強硬姿勢を捨てた行動でしたよね。

こだわりを捨てることによる変化。

「枝葉を切り落とした」とも言えますね。

これからどうなるのかは、わかりませんけど。

きっといい方向に行くのではないでしょうか。

別に肩を持つわけじゃないんですけどね。

わりと北朝鮮の動きは、干支的には間違いが少ないような気もします…

2018年の干支の記事で、こんなことも書いていました。

「主役が変わる」

「スポットライトの当たるところが変わる」

それは、庶民的な事へと変化した60年前を見た感想でした。

2018年はどうだったのでしょうか。

正直そんなに主役が変わったという印象は受けないですね。

でも、上に書いたニュースを見ると、わりと上下関係があるんです。

そして、上の人が更迭になったり、辞任したりしている。

下の人の主張が勝っているとも言えるような気がします。

あるいは、関係性という意味でもとらえられるかもしれません。

立場に変化が起きた、関係性が変わった？

もうパワハラの時代は終わった。

上下関係の新たな形が必要になってきた。

それが2018年の変化だったのかもしれませんね。

そこで、注目したいのがテニスの大坂なおみ選手です。

彼女は全米オープンで優勝しました。

日本人では、はじめての快挙！

そのコーチがすごくポジティブなことしか言わないらしい。

選手ファースト。

冗談を言い合えるような選手とコーチの関係。

つまり、日大のアメフトとは全然違うんです。

スポーツ界を中心に、組織のあり方が問われた2018年でした。

監督が偉い、上司が偉い。

そんな時代の変化が2018年に見られたのではないでしょうか。

重要なのは、このタイミングに変えられるかどうか。

戊戌の年だから、変わっておくべきなんです。

そんな感じで、2018年の話は終わりにしたいと思います。

では、2019年はどうなるのでしょうか。

どうやらこの上下関係がポイントのような気がしています。

次の記事で書きたいと思います！