【2024年】引っ越しで避けたい凶日（引っ越してはいけない日）

2024年に引っ越しするなら、知っておいてほしいことを書きます。

それは引っ越し日のことです。

普通は暦を見て大安の日などを選ぶわけですよね。

大安の日が縁起のいい日だと知っている人はそうするはずです。

ですが、縁起のいい日を選んだつもりが実は凶日だった。

こういうことが起こり得ます。

引っ越しはワクワクするようなものでもありますが、同時に不安もあると思います。

住まいが変わるのですから当然です。

暦でいい日を選ぶのは、将来の安心のためでもあります。

そして、引っ越し日を選ぶことができるのは引っ越しの前しかありません。

ぜひいい日を選んで引っ越してください。

ここでは、この日の引っ越しは絶対にダメという日を見ていきますね。

2024年に引っ越しを避けるべき日。

もう１つ、引っ越しでは、「どこに引っ越しするか」も重要なんですけどね。

それは別の記事で書いてますので、そちらをご覧ください。

いろいろ物件を探して、やっと引っ越し先が決まった。

次にやることは何でしょうか。

引っ越し屋さんを決めることでしょうか。

引っ越し屋さんに見積りしてもらうには、引っ越し日を決めなければいけません。

曜日によっても金額が違いますし、年末年始、3月も高くなります。

そして、大安の日も料金が高くなるんですよね。

なぜ高いのかと言えば、引っ越し屋さんが忙しくなるからです。

みんなが引っ越したいと思うような日は高くなります。

つまり、大安の日を引っ越し日に選びたい人が多いのです。

カレンダーを見ると、「大安」や「仏滅」のような言葉が書かれているかもしれません。

これらは六曜といって6種類の吉や凶を表すものです。

たしかに大安の日はいい日ですが、暦はもっと奥の深いものです。

大安以外にもいい日はあるし、逆に言えば、大安でもよくない日なんてのもあります。

一日の中にいろんな吉や凶が重なっているのが暦です。

その日は大安しか吉凶を表すものがない日などありません。

大安以外にも必ずいくつか吉や凶を表す暦注というものがあるわけです。

例えば、受死日、十死日、不成就日。

このような日を知っている人は少ないと思います。

ですが、昔から凶日として避けられてきた歴史があります。

2024年の場合、1年で大安の日は全部で60回もやってきます。

ですが、60日の大安の日の中には受死日や十死日、不成就日といった凶日と重なる日があります。

こんな感じです。

合計で、27日もあるんですよ。

大安だけど、よくない日でもあるということです。

全体の半分とは言いませんが、大安の日の３分の１以上は凶と重なっているのです。

大安の日に引っ越しするなら、引っ越しの前にぜひ、次のページを確認しておいてくださいね。

どんな凶と重なっているかが重要です。

では、2024年の引っ越しで具体的に気をつけたい日を見てみましょう。

2024年の366日の中で特に気をつけたい数日を拾います。

本当はもっとたくさん避けた方がいい日はあります。

でも、だいたい10日ぐらい見れば、傾向がつかめると思います。

1日ずつ見ていきましょう！

2月4日は日曜日です。

引っ越しは休みの日にしかできない人も多いと思います。

そういう時に選びたくなるのが週末の日曜日です。

しかも2月4日って、ちょっと暦では特別な日です。

2024年の立春の日が2月4日なんです。

春が始まる日ということなんですが、この日から1年が始まると考える場合があります。

たとえば、引っ越しでは方位も実は重要なんですけど、2月4日から吉方位や凶方位が変わることになるんです。

方位を気にするなら、立春を迎えるまで待つという状況もあり得ます。

2月4日は、方位がよくなるまで待っていたような人が選びたくなる日でもあるはずです。

2月4日は、六曜は赤口という日です。

六曜には、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口があります。

仏滅が凶の日だと知っている人は多いと思います。

赤口はちょっとわかりにくいのですが、これもやはり凶の日です。

そして、2月4日はさっき見た受死日という日でもあります。

暦の本を見たことがあるでしょうか。

こういう本です。

令和6年神宮館高島暦

受死日というのは、本の中で黒い丸がつけられているので、一瞬でわかるんです。

それだけ目立たせるようにしているのには意味があります。

避けなければいけない大凶の日だから、絶対に見逃さないようにという工夫でしょう。

2024年の受死日は31回もあります。全部避けるのが正解です。

さらに、2月4日は往亡日という日でもあります。

「往きて滅ぶ日」という意味ですから引っ越しも凶なんです。

こうしていくつかの凶が重なることがわかると、2月4日に引っ越しするのは辞めようかなと思うわけです。

ところが暦を何も気にしていない人は選んでしまいがち。

そして、後で気づくのですが、それでは遅いという話を私はしたいんです。

2024年は2月3日の節分の日も受死日でよくないので、豆まきとか恵方巻の頃はよくないと覚えておいてください。

2024年2月4日の暦

また2月なんですが、2月27日の火曜日もよくありません。

この日の六曜も赤口です。

赤口は昼頃は吉と言われますが、基本的には凶なので避けるべき日と言えます。

2月27日は十死日という日でもあります。

十死日は「ことごとくよくない」というような意味で、何事も凶となります。

もちろん引っ越しもよくありません。

十死日は2024年に31回ありますから、だいたい受死日と同じぐらいあります。

受死日と十死日が重なることはないので、この2つだけで、2024年のうちの2か月分ぐらいの日がよくない日となっているんですよね。

さらに十二直というのがあります。

これは12種類の吉や凶を表すもので、2月27日の十二直は「危」です。

引っ越し作業が心配になってしまうような日ですね。

2月27日は吉も特にないですし、まったく引っ越し日に選ぶメリットが感じられません。

2024年2月27日の暦

3月18日の月曜日も気をつけたい日です。

3月の後半は引っ越しシーズンですから要注意です。

進学や就職で引っ越しするときも気をつけてくださいね。

この日の六曜は仏滅です。仏滅は六曜の中では大凶です。

仏滅は1年に61回もあります。

六曜では赤口と仏滅は避けた方がいいのです。

2024年に仏滅の日と赤口の日は合計で123日もありますよ。

3日に1回ぐらいはよくないという計算になります。

3月18日は、さっき見た十死日という大凶も重なります。

受死日や十死日は避けた方がいい日でしたよね。

六曜が赤口か仏滅で、さらに受死日か十死日と重なるのが次の日です。

• 2月4日（日）
• 2月15日（木）
• 2月27日（火）
• 3月18日（月）
• 3月30日（土）
• 4月5日（金）
• 4月7日（日）
• 6月17日（月）
• 6月29日（土）
• 7月12日（金）
• 7月24日（水）
• 8月13日（火）
• 8月25日（日）
• 10月16日（水）
• 10月28日（月）
• 12月31日（火）

こういう日はよくない日だと知っておいてください。

引っ越しだけでなくて、すべてのことにおいてよくないんですね。

これだけでも、3月18日はもう十分よくない日。

でも、まだあります。

二十八宿の「危」も気になります。

高い所での作業は注意が必要という日です。

マンションの引っ越しはちょっと不安になってしまいます。

上でも出てきた往亡日でもあります。

2024年3月18日の暦

3月30日も要注意です。

進学や就職で引っ越しする人も多い季節です。引っ越しのシーズン。

しかも土曜日ですから、本来なら引っ越し日に選びたいような日でしょう。

ですが、暦を見るとよくないのです。

六曜は仏滅です。

二十八宿の「柳」というのも、引っ越しには向いていないと言えます。

さらに十死日の大凶もあるのですから、もうよくない日ですね。

2024年3月30日の暦

引っ越しシーズンなら、4月5日の金曜日も気をつけてほしい日です。

六曜が仏滅、それに加えて受死日でもあるのが4月5日です。

十二直の「危」も気になる日です。

ついでに言ってしまうと、翌々日の4月7日（日）もよくない日です。

2024年4月5日の暦

6月10日は梅雨の時期でしょうか。

この日は一粒万倍日の吉日です。

一粒万倍日は知っていますか？

何かを始める日としていい日とされます。

つまり、新生活を始める引っ越し日にもいい日と言えるんですよね。

こういう日こそ気をつけなければいけません。

この日は不成就日の凶があり、何事も成就しないとされます。

この日に何かを始めるのはよくないというわけです。

これは一粒万倍日を打ち消すような日ということになりますよ。

不成就日は2024年には、49日あります。

不成就日もやはり避けた方がいいでしょうね。

さらに、十死日の大凶も重なります。

二十八宿の「危」も心配な日です。

六曜は先負ですから、午後は吉となります。

一粒万倍日だし、午後の引っ越しならいいかもと思わないように。

凶が重なる日なので避けるのが無難です。

2024年6月10日の暦

6月17日の月曜日も気をつけてください。

6月の月曜日に引っ越しする人は少ないかもしれませんが、この日も六曜が仏滅です。

そして、大凶の受死日が重なっています。

あとは陰と陽の調和がとれない凶会日という凶もあります。

八専という凶の期間でもあります。

天火日という凶もあります。

だいぶ凶が重なってしまいました。

吉の乏しい日でもありますから、引っ越し日に選ぶような日ではないですね。

ちなみに、もう少し後の6月29日（土）も、この日に似ています。

仏滅で受死日が重なります。

6月29日は特に土曜日ですので、土日で引っ越したい人は特に気をつけてください。

2024年6月17日の暦

7月の下旬あたりからは夏休みに入ります。

夏休みを引っ越しの時期に選ぶ人もいるかもしれません。

そんな人が気をつけたいのが7月24日の水曜日です。

もうおなじみですが、六曜は赤口の凶です。

さらに十死日という凶が重なります。

十二直の「破」も勝負事にはいい日なのですが、引っ越しではそれほどいい日とは言えないでしょう。

十方暮の凶の期間で、十方がふさがるような日、うまくいかない日です。

7月19日～8月6日は土用という期間でもあります。

ことは季節の変わり目を表し、引っ越しでは気にする人もいます。

7月では7月12日（金）も赤口で十死日です。

2024年7月24日の暦

また週末の危険な日が出てきました。

9月28日の土曜日は不成就日の凶があります。

何事もうまくいかないような日。

さらに受死日の大凶があります。

大明日や母倉日といった吉もあるのです。

ただ、不成就日と受死日が重なっているんですからね。

どちらかだけでも避けようと思うぐらいじゃないと心配です。

2024年に不成就日と受死日が重なる日は次の日です。

• 1月10日（水）
• 2月28日（水）
• 4月17日（水）
• 9月28日（土）
• 11月28日（木）
• 12月29日（日）

この日は避けるようにしたいですね。

9月28日は土曜日ですから特に注意が必要です。

2024年9月28日の暦

11月28日の木曜日も注意です。

この日も不成就日と受死日が重なる日です。

もうだいぶ傾向がつかめたのではないでしょうか。

とにかく暦は凶を見ることをおすすめします。

普通は吉を見るんですよね。

大安はいつだろうか、一粒万倍日はいつか。

天赦日はいつかなんて見方をするものです。

ところが、そのような日も凶が必ずあるものなのです。

凶が何もない日というのはほとんどないからです。

2024年11月28日の暦

年末に引っ越しするなら避けたいのが12月29日の日曜日です。

お正月の前に引っ越して、新年は新居で迎えたい。

そんな気持ちもわかりますが、12月29日は避けるようにしましょう。

この日も受死日と不成就日が重なる日です。

2024年12月29日の暦

ほんの一例を見てみました。もっと避けるべき日はあります。

よく暦を見て引っ越し日を選ぶことです。

今まで引っ越し日を気にしたことはなかったかもしれません。

引っ越し日を気にしない人はけっこう多いですよね。

それで今までどうにかなってきたならいいでしょう。

ただ、いつかどうにもならないことが起こるかもしれないのです。

それは引っ越した後にやってきます。

引っ越し後に、何かおかしくなったと気づくんですね。

でも、過去の引っ越しをやり直すことなんて無理です。

もうどうにもできないことです。

引っ越し日を選ぶべき理由がそれです。

引っ越し前ならまだ何とかできます。変えられます。

引っ越しの前だからこそできることをやっておくべきなんです。

将来悩まないためにです。

悩まなければそれでいいし、その悩みから引っ越し日の問題を取り除くことができるだけでも意味があります。

いい日を選んで、というよりはよくない日を避けて引っ越してください。

実は引っ越しでは方位についても同じことが言えます。

私は引っ越しの相談をたくさん受けてきたのでわかります。

引っ越しで悩む人はたくさんいます。

どちらかと言えば、暦よりも方位の方が悩みやすいように思います。

方位も気になる人は、次の記事をぜひご覧ください。

方位も引っ越し日もきちんと確認したい方は、こちらで個別に相談を受け付けております。

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