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四万十川と沈下橋がおもしろい!雨で沈む橋?

テーマを決めて旅行するのが私のおすすめです。どんなテーマが良いのか、おすすめの1つが「橋」です。 以前、群馬の碓氷峠のめがね橋(碓氷第三橋梁)について記事を書きました。 気になる橋はほかにもいろいろあります。四万十川の沈下橋というのも人を惹きつける橋なんです。

沈下橋とは?

沈下橋とは、川が増水したときに沈んでしまう橋のことです。 潜水橋とも呼ばれたりします。沈むことを前提として作られた橋。 だから造りもシンプル。沈下橋はいろいろあるみたいですが、一番有名なのが四万十川の沈下橋です。 とは言っても、観光スポットとして、ドーンと大きな橋があるわけではありません。 決して、観光地として整備されているわけでもありません。 しかも四万十川の沈下橋は、たくさんあるんですね。 その数、40以上。それもそのはず、この橋は生活の中で使われている橋なんです。

沈下橋の楽しみ方。

四万十川の沈下橋は何が魅力なんでしょう。 まずは、四万十川の景色とのマッチ。より一層、趣のある橋となります。 それから、スリル。幅が狭くて、欄干もないから、車が通るのを見ているだけでハラハラする。 そして座り心地。足をブラブラさせて座ってみる。 これが四万十川の沈下橋の醍醐味です。 なかなか、足をブラブラさせて座ることはできないものです。 しかも、足の下には大きな四万十川が流れているんですから。ここで1つ注意。 もし見に行くなら、大雨の後は良くないですよ。 だって沈んでしまうから。

四万十川の特徴とは?

沈下橋の下を流れる四万十川。実はこの川も特徴ある川なんですよね。 どんな特徴でしょうか?四万十川は、長さ196キロメートル、流域面積が2270平方キロメートル。 高さ1336メートルの不入山を源流として、土佐湾に注ぐ川です。 ここまでで四万十川の川としての特徴がわかった人はいるでしょうか? これでわかったらすごいですね。実は流域面積の割には長さが長いという特徴があるんです。

では、次の問題。 なぜ、そのような特徴があるのでしょうか?もう少し続けます。 四国山地というのは、大きく盛り上がってできた場所。 それ以前には四万十川は平野を自由に蛇行しながら流れていたんだそうです。 その蛇行した状態で、地盤が盛り上がったわけです。 だから、山間部を蛇行して流れる川なんですね。 それが、流域面積の割には長さの長い川となった理由です。

さらに次の問題。 四万十川は「最後の清流」などと言われることがあります。 なぜ、清流を維持できるのでしょうか? それは、山間部にあるからです。 では、なぜ山間部にあると清流を維持できるのでしょうか。 考えてみてくださいね。

四万十川の特徴について続けます。 四万十川の河口では、海岸付近の海底が沈下しているそうです。 それにより、河口に土砂が堆積しない。だから、平野や三角州が見当たりません。 清流が維持できているのは、平野がないからとも言えます。 ではなぜ、平野がないと清流なのか。 答えは見つかったでしょうか?

平野がないということは、川の水を利用する必要がないってこと。 だから、水を利用するための設備もありません。 四万十川は日本の中では、台風も多く、降水量も多い地域を流れます。 だから、川の水量が大きく変わる川でもあります。 でも、ダムなどの治水設備がないんですね。 ということで、清流が維持されているのです。 そして、海と川の間を生き物が自由に行き来できる環境というのも四万十川の特徴です。

沈下橋は古くない!

沈下橋の話に戻ります。世の中にはいろんな橋があります。 その中でも沈下橋はシンプルですよね。 あのシンプルな造りを見ると、なんとなくですが歴史を感じます。 昔から変わらない橋なんだなぁって。 でも、そんなに歴史ありません。 造られたのは昭和に入ってからだそうです。 それでは最後の問題。 なぜ、それまで四万十川には橋がなかったのでしょうか?

これは簡単でしょうか。 正解は、必要なかったから。 橋が造られる以前というのは、四万十川自体が輸送路だったんです。 炭や木材の輸送路は川でした。 やがて陸に輸送路が移るまでは、橋は必要ないどころか、じゃまだったんですね。 それだけではなく、山地を流れる川だからって理由もあります。 山地だけに、川の両岸は水面より高くなっています。 その位置に橋を作るのが難しかったため橋が造られていなかったとも言えます。 昭和2年に最初の沈下橋が造られました。 そして現在残る沈下橋の多くは昭和30~40年代に造られたそうです。 四国を訪れた際には、ぜひ座って足をブラブラさせてみてくださいね。

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