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日本三景の魅力は白砂青松

旅行では風景や景色というのも楽しみの1つですね。景色と言ってもいろいろですね。紅葉を眺めたり、夕日が沈む海を眺めたり。

日本三景

日本的な景色は白砂青松

景色と言えば、日本を代表する景色がありますよね。 観光スポットとしても人気がある日本三景です。 その特徴は、日本的な美しさだと言われます。 日本的な美しさとはどういうものなのでしょうか?

その答えは1つの言葉で表現されます。 それが「白砂青松(はくさせいしょう)」という言葉です。 日本は海に囲まれています。 だから海のある景色は当然です。 でも日本らしさが表れるのは、ただの海岸ではなく、山と一緒になっている海岸。 これがまさに日本的な景色と言えるようです。 そんな景色を表している言葉が「白砂青松」なんですね。

ところが、生活の便や輸送の便などで日本の魅力でもある白砂青松は少なくなっています。 だから貴重な景色。日本三景はそんな時代背景の中でますます希少価値を増しているのかもしれません。 白砂青松を見たいなら、日本三景に行けば間違いないってことですね。

日本三景とは?

日本三景とは、京都の天橋立、広島の厳島、宮城の松島の3つです。 三景としてまとめられたのは、江戸時代。 でももっと前からその美しさは際立っていたと言われています。

天橋立

天橋立は、京都にある全長3キロにもおよぶ砂地です。 その砂地には、6000本もの松の木が並んでいて緑の彩りを与えます。 天橋立は古くから注目されていた人気スポットでもあります。 浦島伝説や羽衣伝説といったものの舞台ともなっているんです。 日本書紀や古事記の時代からあるお話です。

浦島伝説と言えば、浦島太郎ですが、あのお話はちょっと腑に落ちないんですよね。 せっかく亀を助けてあげたのに悲しい結末。 最終的には鶴になって…みたいなハッピーエンドのお話が隠れているみたいですが、 玉手箱で年老いてしまう部分は切ない。あの部分必要だったのでしょうか。 鶴の恩返しも同じく悲しい結末なんですよね。 ちょっと話がそれましたが、天橋立は歴史が古いってことですよ。

厳島

安芸の厳島神社は、1168年に平清盛によって造られた神社ですね。 三女神が祀られています。 厳島神社のある宮島は、本土から5キロのところにある小さな島。 そして神社は海の中にあるんですよね。 だから、本殿や拝殿は高床式で作られています。 厳島神社の独特な景観を生み出すのは満潮時。 回廊の下まで水が来るため、朱色の柱と山の緑と青い海、そして神社の白が美しく映えます。

松島

松島は、たくさんの島が東西に14キロ、南北に12キロにわたって続きます。 その数は260あまりと言われています。 南の多門山からを偉観、北東の大高森からを壮観、北の富山からを麗観、西の扇谷山、双観山からを幽観と言い、これが松島の「四大観」と言うそうです。 松島には伊達政宗の作った五大堂、瑞巌寺があります。 観光船で島を巡るのがおすすめです。 でも島を見るよりも、鳥に餌をやるのがメインになってしまうんですよね。 あれはカモメ?ウミネコ? とにかくたくさんの白い鳥が船に寄って来て並走するように飛んでいます。 船ではスナック菓子が売っていて、海に向かって放り投げると白い鳥がナイスキャッチ! これに夢中になっているうちに船着場に到着です。

景色の楽しみ方の進化

日本三景は、景色を見る観光地なわけで、昔から人気。 そして今も人気です。 でも、景色の楽しみ方は時代とともに、変わってきていることも事実ですよね。 少し日本三景から離れて、人々が感動を覚えるいろんな景色を見てみましょう。

その1つが夜景です。 昔だったら、ただの暗闇だったはず。 でも高いところから見下ろす夜景なんかはとってもきれいです。 人気スポットとなっていますよね。 夜景と言えば、工場夜景もあります。 三重県の四日市や神奈川県の川崎市が夜景スポットとして観光地になっています。 白砂青松の景色からは、遠く離れる光景ですが、きれいで人が感動するなら、そこは観光スポットになるってことですね。

それから、東京スカイツリーはまた別の意味で景色を楽しむスポットです。 松島は、たくさん小さな島があって、その全体が松島の景色であって、いろんな角度から見て美しい景色なわけですよね。 東京スカイツリーの場合は、背の高い姿を眺めるのもいいですが、どちらかというと高い所に上ってなんぼですからね。 東京スカイツリーを中心として360度広がる景色を見下ろして楽しむわけですよね。 そのほとんどが都会の景色です。

このように夜景、高い所からの眺め、景色の楽しみ方もいろいろあります。 でも、いつまでも「白砂青松」の日本的な風景は、日本人の心のふるさととして残っていて欲しいと思います。

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